洋菓子店「シェ・タニ」“全商品で再設定”した賞味期限の根拠は? 保健所が改善報告書の再提出を求める
熊本放送
販売した商品の賞味期限が不適正だったとして、熊本市保健所から行政指導を受けた洋菓子店の「シェ・タニ」が、今月提出した改善報告書に関して保健所が再提出を求めていたことが分かりました。 【写真を見る】洋菓子店「シェ・タニ」“全商品で再設定”した賞味期限の根拠は? 保健所が改善報告書の再提出を求める 熊本市の洋菓子店「シェ・タニ」は、去年から販売していたチョコレート菓子について、賞味期限の設定に必要な品質検査を行わず、約1年間の賞味期限を設定していました。 これを受けて、熊本市保健所は10月、シェ・タニを行政指導し、店は11月15日、市保健所に改善報告書を提出。しかし市保健所は、シェ・タニの報告書について、「全商品で再設定した」とする賞味期限の根拠となる資料や、問題の原因究明・再発防止策の詳しい内容が不十分として、再提出を求めたということです。 熊本市保健所は、シェ・タニがすでに営業を再開していることも鑑み、近く、店に立ち入り検査を実施することにしています。 シェ・タニはRKKの取材に対し、「担当者が不在で分からない」とコメントしています。
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