交代後に不満げな表情を見せたアレクサンダー=アーノルド、リヴァプール指揮官「どんな選手も90分間プレーしたい」同選手に理解を示す
リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、ブレントフォード戦で途中交代後に不満げな表情を見せたトレント・アレクサンダー=アーノルドについて言及した。イギリス『TNT Sports』が伝えている。 【動画|リヴァプール vs ブレントフォード】プレミアリーグ第2節 ショートハイライト リヴァプールは現地時間25日、プレミアリーグ第2節ブレントフォード戦に臨み、ルイス・ディアスとモハメド・サラーのゴールで2-0と勝利し、開幕2連勝を飾った。 この試合でアーノルドは右SBで先発出場を果たしたが、72分にコナー・ブラッドリーと交代しベンチに退き、2試合続けての途中交代となった。ベンチに座ったアーノルドは試合終了後も不満げな表情を続けており、スロット監督の采配に納得していない様子だった。試合後、記者団からそのアーノルドの振る舞いについて質問を寄せられたスロット監督は「理解できる」と語り、以下のように続けた。 「どんな選手も90分間プレーしたいと望んでいるし、最初からベンチに座っている選手も私の選択に満足していなかったと思う。彼にとって(プレシーズンマッチの出場と合わせて)まだ3試合目だが、シーズン通して彼を必要としているので、我々は彼の調子を整えなければならない。そしてコナー(ブラッドリー)という優秀なバックアップがいることで、トレントの管理ができる」 ブレントフォード戦でのアーノルドを「いい試合をした」と評価したスロット監督は続けて、同選手の果たすチームでの役割についても語った。 「彼には多くの長所がある。1つはサイドからのクロスで、彼を中盤でもプレーさせることはできるが、ゴール近くやクロスを配給できる位置など、危険なポジションでも起用したい。彼はポジションの自由度が高く、他の選手はそれに反応し合わせる必要があるが、それはまた相手チームもしかりだ」 「6番としてボールを扱う能力もあり、右WGとしてクロスを上げることもできる。また内側にポジションを取り、クロスやシュートを放つことができるので、対戦する相手にとって厄介な存在だ」
SPOTV NEWS