皐月賞馬ジャスティンミラノ引退、4戦3勝 友道師「長所を子どもたちに伝えていってくれれば」
今年の皐月賞馬ジャスティンミラノ(牡3、友道)が右前浅屈腱炎のため現役を引退することになった。15日に競走馬登録を抹消し、ブリーダーズSS(北海道日高町)で種牡馬となる予定。 友道師は「これからだと思っていたので残念ですが、フレッシュなうちに種馬になったので、その長所を子どもたちに伝えていってくれればと思います」と話した。 新馬戦、共同通信杯を連勝し、最少キャリアタイの3戦目で皐月賞を制覇。1分57秒1のレースレコードで高い能力を示した。友道師は「競走成績は4戦3勝と立派なものですし、ダービー(2着)もいい競馬をしてくれたと思います。特に皐月賞で、あの位置から長くいい脚を使って差し切ったというのは本当に心肺機能が高い馬だからこそ。精神的にも落ち着いた馬でした」と振り返った。通算4戦3勝。重賞2勝。付加賞を含む総獲得賞金は4億306万9000円。