広島の大卒ルーキーコンビが好投 ドラ3・滝田は4回1失点 同2位・高は2回無失点 ともに最速150キロ超の直球で押す
「広島-ヤクルト」(5日、マツダスタジアム) 広島のドラフト2位・高太一投手(23)=大商大=と同3位・滝田一希投手(22)=星槎道都大=が、プロ初登板を果たした。 【写真】ユニホームに血 滝田が詰め物をしてド根性の力投 滝田は二回からマウンドへ。いきなり無死一、二塁のピンチを招くも後続を断ち、無失点で切り抜けた。三回にはこの日の最速152キロを計測。五回に並木の適時打で1点を失うも、追加点は許さなかった。ボールが先行する場面もあったが、長岡、村上から三振を奪うなど、高いポテンシャルを示した。結局、4回2安打1失点、5奪三振で降板した。 高は六回から登板。先頭の奥川から空振り三振を奪うと、続く増田は内角直球で見逃し三振。松本直は投ゴロに打ち取り、三者凡退。七回はピンチを招くも無失点。2回1安打無失点、2奪三振で降板した。最速は151キロだった。 来季からの飛躍が期待されるルーキーコンビが、鮮烈なデビューを飾った。