提供元：九州朝日放送

フードデリバリーサービスで自ら注文した商品を配達したと装い配達報酬を不正に得たとして職業不詳の男２人が逮捕されました。 電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたのは福岡市博多区の職業不詳・占部真也容疑者（３２）と福岡市中央区の職業不詳・岩下颯容疑者（２５）です。 警察によりますと２人は共謀のうえ、去年６月３日から５日の間、フードデリバリーサービスを利用して博多区内の飲食店に注文をし商品を配達したと装って配達報酬約４万４８００円を不正に得た疑いがもたれています。 岩下容疑者の所有する配達員アカウントを利用し、注文したものは占部容疑者らで食べていたとみられています。 配達に費やす時間が長くなると報酬金額が増えるシステムを悪用して配達の到着が遅れたと装い、配達報酬を不正に得ていたということです。 警察は２人の認否を明らかにしていません。ほかにも関与した人物がいるとみてそれぞれの役割などを詳しく捜査しています。