アズーリ期待の若手FWが“イングランド2部”で過ごした1年 プレミア昇格に燃えるニョントの戦い
サウサンプトンとの昇格プレイオフへ
イタリア期待の若手アタッカーとして2022年の夏にアズーリデビューを果たしてから2年。今季イングランド2部で懸命に戦ってきたのがリーズ・ユナイテッドFWウィルフリード・ニョントだ。 ニョントはまだ20歳と若い選手だが、すでにイタリアA代表で13試合に出場。1ゴールを奪っていて、アズーリ未来のエース候補と期待されてきた。 しかし、クラブの方では困難な時期も経験してきた。スイスのチューリッヒで結果を残したことから2022年にリーズへ加入したのだが、プレミアリーグでは結果を残せないままチームも2部へ降格。今季は2部でのプレイを強いられることになり、ニョントの名前が話題に挙がる機会も少なくなった。イタリア代表でも昨年9月が最後の出場となっている。 それでも、今季はイングランド2部で8ゴール3アシストと活躍。チームも3位に入り、昇格プレイオフへ臨んでいる。今夜には昇格プレイオフ決勝でサウサンプトンと対戦する予定で、ニョントも運命の一戦へ気持ちを高めている。 「きっと素晴らしい試合になると思う。両チームとも多くのサポーターによる応援があると思うし、プレイするのが待ちきれないよ。楽しめる試合になると思う。本当に興奮している。これは僕が幼い頃から夢見ていたタイプのゲームなんだ。こんな若さからこうした緊張感あるゲームでプレイするチャンスを得られるなんて信じられないし、待ちきれない」(リーズ公式より)。 ニョントも再びプレミアリーグでプレイしたいだろう。ニョントの成長はアズーリの強化に繋がることになり、来季はプレミアで活躍する姿に期待がかかる。
構成/ザ・ワールド編集部