水産資源を守ろう 園児が川にウナギを放流「大きくなって帰ってきて」 香川・東かがわ市
KSB瀬戸内海放送
水産資源を守ろうと、園児が東かがわ市の川にウナギを放流しました。 【写真】放流されたウナギの成魚
放流祭は東かがわ市の湊川下流の河川敷で行われました。用意されたのは体長30~50cmのウナギの成魚です。 地元の川の環境保護や水質保全を目的に、香川県東部養鰻漁業組合が毎年行っています。 地元の「けいあいこども園」の園児35人が、県水産課の担当者からウナギの稚魚は海で大きく育ち、また日本の近くに戻ってくるという話を聞きました。 その後、次々とバケツに入れられたウナギを、河川敷からブルーシートの滑り台に放ち、湊川の下流域に放流しました。 2024年は、2日の湊川を含め東かがわ市の与田川やさぬき市の津田川など5カ所で、計約200kgのウナギが放流されるということです。 (放流した園児は―) 「丸まって(川に)行った。ヌルヌルしたところが好き」 「大きくなって帰ってきてほしい」
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