肌が荒れる「花粉皮膚炎」に要注意…14日は4月並みの暖かさ 『花粉と紫外線』のダブルで肌に影響与える恐れ
14日、東海3県は各地で気温が上がり、春の陽気となりました。この暖かさで花粉の飛散が懸念されますが、紫外線量も増えていて、肌にダブルで影響を与える恐れがあります。また、花粉が皮膚の中に入り込んで炎症を起こす、花粉皮膚炎にも注意が必要です。 【動画で見る】肌が荒れる「花粉皮膚炎」に要注意…14日は4月並みの暖かさ 『花粉と紫外線』のダブルで肌に影響与える恐れ 14日の東海3県は最高気温が名古屋で19.2度となるなど、各地で4月並みの暖かさになりました。天白区にある名古屋市農業センター「delaふぁーむ」では、週末から「しだれ梅まつり」が始まる予定ですが、すでに3分咲きです。 美しいしだれ梅から、やわらかな梅の香りがします。メジロも陽気に誘われ、梅の木に遊びにきていました。
delaふぁーむの所長: 「(開花が)だいたい2週間程度早くなっております。暖冬の影響と、雨もあまり降らなかったこともありまして、非常に早くなっております」 2月にも関わらず陽気が続いていますが、この暖かさで花粉の飛散が懸念されています。 気象予報士の福島智之アナウンサーは「平年と比べて7~8度くらい気温が高い予想になっていて、週末辺りから東海地方でもかなり花粉の症状が出始めると思う」としています。 東海3県では今後も気温が高い日が続く見込みで、ウェザーニュースによりますと、15日は雨の予報ですが、雨の次の日に気温が高くなると花粉が飛びやすくなることもあり、週末は花粉の飛散が「やや多い」予想となっています。
60代女性: 「つらいです。本当に春は憂鬱になります。心して花粉と闘います」 30代女性: 「来月出産予定で。すごく鼻にくるので、今は薬も飲めないので、あんまり外に出たくないですね」 花粉の飛散量が多くなるのに伴って注意が必要なのが、花粉が皮膚の中に入り込んで炎症を起こす花粉皮膚炎です。 二子玉川ファミリー皮ふ科の玉城有紀院長: 「スギ花粉が1週間ほど早く飛散し始めていますので、花粉皮膚炎の方も少し早めに(受診に)いらっしゃっていますね」