ザウバーF1、ブラジルの新星ボルトレトの来季起用を発表。F3&F2で大活躍し評価急上昇の20歳
ザウバーは11月6日、2025年シーズンを戦うふたり目のドライバーを発表。ルーキーのガブリエル・ボルトレトが起用されることになった。 【ランキング】ボルトレトは現在首位! FIA F2ドライバーズ選手権 ザウバーで来季ニコ・ヒュルケンベルグのチームメイトとなるドライバーについては長らく未定となっており、バルテリ・ボッタスや周冠宇といった既存のドライバーを残留させるか、もしくは若手ドライバーを抜擢するか、チームは熟考している状態であった。しかしながら最近になって、ボルトレトが有力候補であることが取り沙汰されていた。 そして今回、ザウバーはボッタスと周の今季限りでの離脱と、ボルトレトの加入を発表した。ボルトレトはブラジル出身の20歳で、昨年FIA F3でチャンピオンを獲得。さらに今季のFIA F2でも2ラウンドを残してポイントリーダーにつけており、この2シーズンで若手有望株筆頭としての評価を確立した。 2026年からアウディワークスチームに移行するザウバーは、ヒュルケンベルグとボルトレトという、若さと経験がバランスよくミックスされたラインアップで新たなシーズンに臨むことになる。 ボルトレトは今回の発表に際し、次のようにコメントした。 「このプロジェクトは、モータースポーツ界、もっと言えばあらゆるスポーツ界で最もエキサイティングなもののひとつだ」 「ザウバーとアウディの豊かなモータースポーツの歴史が融合したチームに加わることは、本当に光栄なことだ。単にその一員であることにとどまらず、この野心的なプロジェクトとともに成長し、モータースポーツの頂点を目指したい」 「チームから与えられたチャンスと、ニコのような経験豊富なドライバーと一緒に仕事ができるチャンスに心から感謝している。これらのプログラムは若き才能を育ててきた実績があり、僕も彼らと一緒にサクセスストーリーを作っていけると確信している」
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