ソウル中心部で歩道に車突っ込み9人死亡 運転手「急発進した」
韓国ソウル中心部の市庁前の交差点で1日午後9時半(日本時間同)ごろ、車両が歩道に突っ込む事故が起き、歩行者ら9人が死亡、4人が負傷した。韓国メディアが伝えた。 【写真で見る】社会に衝撃を与えた事件 警察は、車を運転していた自称バス運転手の男性(68)の身柄を確保した。朝鮮日報によると、男性は「ブレーキを踏んだが、車がいうことをきかなかった。(なぜか)急発進してしまった」と話しているという。 目撃証言などによると、男性の車は付近のホテル駐車場から出た後、道路を逆走しながら数台の車両に衝突し、さらに信号待ちをしていた歩行者らをはねたとみられる。男性は酒は飲んでいなかったという。【ソウル日下部元美】