<春に舞う・センバツ選手紹介>/3 大阪桐蔭 佐藤夢樹選手/履正社 小川輝選手 /大阪
◆大阪桐蔭 ◇体格生かした打撃魅力 佐藤夢樹(むつき)選手(2年) 185センチ、85キロという体格を生かした打撃が魅力。だが、昨秋の公式戦では「まだ発揮できていない」と話す。この冬は、調子の波に左右されないように研究を重ねてきた。 野球は友人の誘いで始めた。小学2年の冬、初めて出場した試合で練習の成果が発揮できたと感じ、とりこになった。 気分が沈みそうな夜は、中学生のころから好きな人気アイドルグループ「TWICE」の曲を聴き、気分を上げる。 ◆履正社 ◇全ての守備位置を経験 小川輝(ひかる)選手(2年) 自宅で阪神対巨人戦をテレビ観戦して、野球に興味を持った。小学1年から軟式、中学1年から硬式を始め、これまで全ての守備位置を経験している。 チームが苦しい時に助けられる存在になりたいといい、自分から積極的に仲間に声をかけようと心がける。好きな言葉は「勝つまで負けるな」。失敗を怖がらずに楽しみ、それを生かして学びたいという。甲子園では全力で戦い、両親に「感謝の気持ちをプレー、結果で返したい」。