認知症へ理解呼び掛け 奥州・VLBI観測所ライトアップ
「認知症の日」の21日、奥州市水沢の国立天文台水沢VLBI観測所で直径20メートル電波望遠鏡が認知症への理解を呼び掛けるオレンジ色にライトアップされた。 認知症の人と家族の会岩手支部(内出幸美代表)の主催。2024年1月に施行された「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」(認知症基本法)において、9月が認知症月間、同21日が「世界アルツハイマーデー」と並んで「認知症の日」に制定されたのを受け、認知症の患者を世話する家族への支援などを求めて初めて実施した。 同観測所のライトアップは午後6時から約2時間行われ、同支部の会員と家族らがオレンジ色に照らされた電波望遠鏡を眺めていた。