「もう(ドン)山根派なんて話は忘れていい」“アマボクトップ”日本ボクシング連盟の新会長は心臓外科医との異色二刀流
仲間会長は「検討を始めているが、非常にポリティカルでデリケートな問題。五輪でのボクサー競技は、絶対に残したいし、選手の活躍できる場を残すのが、我々の一番の使命」と言葉を濁した。もしIBAを脱退した場合、現状では、同組織が統括している世界選手権やアジア大会などの国際大会への参加ができなくなる。 パリ五輪には、世界選手権、アジア大会で金メダルを獲得したライトミドル級の岡澤セオン、アジア大会で銀メダルを獲得したフェザー級の原田周大の2人が出場する。岡澤は2大会連続で原田は初出場。両選手のシードが決定しており、仲間会長は「岡澤選手は金メダルを獲ってくると強い期待を抱いている。原田選手も急速に成長していて十分メダルに絡む」と期待を寄せた。 頭脳明晰で“キレものの異色の二刀流会長が、まだまだ問題が山積みのアマチュアボクシング界の発展にどう手腕を発揮するのか。 (文責・本郷陽一/RONSPO、スポーツタイムズ通信社)
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