最も集客したクラブは? Jリーグ観客数ランキング47位。深刻…。大低迷でファンの足が遠のく
2024シーズンの明治安田リーグは全日程を終えた。優勝争いや残留争いなど、長いシーズンの中でそれぞれのクラブに紆余曲折があったが、シーズンを通して最も多くの観衆を動員したクラブはどこなのか。J1~J3の全60クラブのホームゲーム入場者数を集計してランキング形式で41~50位を紹介する。
47位:ザスパ群馬 本拠地:正田醤油スタジアム群馬 収容可能人数:15,190人 平均入場者数:3,988人 昨季のJ2リーグ11位という飛躍が嘘のように、今季はわずか3勝しかできずにJ3降格が決定してしまったザスパ群馬が47位にランクインした。 ほとんどのクラブが平均入場者数を昨季よりも伸ばしている中で、群馬のそれは昨季よりも減少してしまった。昨季は平均で4,121人の観客を集めており、同じ関東県に本拠地を置く栃木SC戦(10,823人)やジェフユナイテッド千葉戦(9,110人)では、1万人近くのファン・サポーターがスタジアムに駆けつけた。 しかし、今季は同様の相手の試合で思うような集客ができず、第3節の千葉戦では3,929人、第35節の栃木戦では4,354人と他の試合とほとんど変わらない動員数となってしまった。 そんな中で多くの動員数を記録したのが、第25節のヴァンフォーレ甲府戦と第27節の横浜FC戦だ。「夏ザスパ2024」として開催されたこの2試合ではイベント効果もあり、甲府戦では今季最多の11,271人、横浜FC戦では5,683人の観客がスタジアムを盛り上げた。 だが、今季の群馬はそれを力に変えることはできなかった。この2試合でホーム2連敗を喫すると、そのまま調子が上がることはなく無念のJ3降格。第11節終了後から一度も最下位を抜け出すことができず、ファン・サポーターにとってはスタジアムに足を運ぶのが重くなる1年となってしまった。
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