冬休みスキー場にぎわい 南砺イオックス・アローザ
冬休みが始まって最初の日曜となる29日、降雪に恵まれた県内のスキー場には多くのスキーヤーやボーダーが訪れ、新雪の感触を確かめた。 28日に今季の営業を開始した南砺市のイオックス・アローザスキー場では、若者グループらが颯爽とシュプールを描いた。加賀市から会社の同僚5人で訪れた照田昇己さん(23)は「雪質が良くて気持ちいい。今シーズンも思いきり楽しみたい」と話した。 同スキー場には29日現在、ゲレンデ上部で200センチ、下部で50センチの積雪がある。佐々木隆GMは「さらにもうひと降りを期待し、多くの来場者に楽しんでほしい」と語った。来年3月9日まで営業する。 ●富山・猪谷で積雪48センチ 29日の富山県内は、冬型の気圧配置の影響で雪や雨、曇りとなった。午後5時時点の最深積雪は富山市猪谷48センチ、同市中心部8センチ、砺波市5センチなどとなった。最低気温は砺波市で氷点下1・3度と、今季最低となった。 富山地方気象台によると、30日は冬型の気圧配置は緩むが、気圧の谷や湿った空気の影響を受け、同日午前6時までの12時間最大降雪量は山間部で3センチを見込む。