「5年後にトッテナムに」内田篤人が飛躍を期待した当時20歳のMFは?「海外に羽ばたいてほしいと言っていた」
「VTRを作ってきたの、覚えてます? 」
元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』に、パリ五輪での活躍が期待されるシント=トロイデンのMF山本理仁がゲスト出演。知られざるエピソードを明かした。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開! 番組の冒頭、内田氏が「僕が引退して(日本サッカー協会の)ロールモデルコーチに就かせてもらって、(指導した)一番初めの世代の選手たちが、(山本ら)パリのオリンピック世代」と2人の関係を明かす。 山本が「U-20のミーティングで、(内田氏が)VTRを作ってきたの、覚えてます? この(番組の)セットを使って」と話すと、内田氏は思い出した様子でこう説明した。 「(U-20の選手たちが)5年後、海外に移籍して、ワールドカップのメンバー発表をこのセットで私がしている(という想定のVTRを作成)。5年後、そうなってほしいというのを見せた」 鹿島アントラーズやシャルケで活躍した名SBが「(仮想で)理仁はどこのチームに入れてたっけ?」と尋ねると、22歳の俊英は「トッテナムです。めちゃくちゃ覚えてます(笑)」と返した。 「5年後にトッテナムに入ってくれるように。当時20歳ぐらい?グッと伸びて行ってほしい、海外に羽ばたいてほしいと言っていた」 そう内田氏が期待した山本は現在、ベルギーで研鑽を積む。パリ五輪での活躍次第では、一気にステップアップする可能性もなくはないだろう。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部