第117回ドラマアカデミー賞で「VIVANT」が6冠を達成

ザテレビジョンがおくる2023年7～9月放送ドラマを対象とした「第117回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」全9部門の受賞作・受賞者が出そろった。最優秀作品賞は、堺雅人主演の「VIVANT」(TBS系)が受賞。モンゴルでのロケを敢行し、壮大なスケールで日本の諜報員とテロ組織の攻防戦を描いた同作は視聴者を魅了し、「地上波連続ドラマの地位を向上させた」と絶賛された。また、最優秀作品賞の他、主演男優賞(堺)、助演男優賞(阿部寛)、監督賞(福澤克雄D、宮崎陽平D、加藤亜季子D)、脚本賞(八津弘幸氏、李正美氏、宮本勇人氏、山本奈奈氏)、ザテレビジョン特別賞(富栄ドラム)と6部門を制覇し、圧倒的な強さを見せつけた。 【写真】「VIVANT」の堺雅人が主演男優賞を受賞 ■主演女優賞は松岡茉優が受賞 主演女優賞は、「最高の教師　1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)の松岡茉優が受賞。主演部門での受賞は初となった。松岡が演じたのは、卒業式の日に生徒から突き落とされ、その瞬間、始業式の日にタイムリープし人生をやり直していく教師・九条里奈。「人生2周目という設定で説得力を出せる演技」「抑えているけれど繊細な表情で新しい熱血教師像を見せた」と評価された。 同じく「最高の教師―」からは、クラス全員から“標的”にされてしまう優等生・鵜久森叶を演じた芦田愛菜が助演女優賞を受賞。こちらも助演部門で初受賞。「初回の告白場面でぐっと心をつかんだ」「生徒の中でも表現力が別格」といった声が集まった。 ドラマソング賞は、神木隆之介主演の連続テレビ小説 「らんまん」(NHK総合ほか)の主題歌であいみょんが歌う「愛の花」。朝にふさわしい曲調と、物語とリンクした歌詞が視聴者の涙を誘い、「寄り添うようにドラマに花を添えていた」と好評を博した。 ドラマアカデミー賞の特設サイトでは、各受賞者のインタビューや、ランクイン作品の一覧、過去の受賞一覧などを掲載している。 ■第117回ドラマアカデミー賞 受賞作一覧 最優秀作品賞：「VIVANT」 主演男優賞：堺雅人(「VIVANT」) 主演女優賞：松岡茉優(「最高の教師　1年後、私は生徒に■された」) 助演男優賞：阿部寛(「VIVANT」) 助演女優賞：芦田愛菜(「最高の教師　1年後、私は生徒に■された」) 監督賞：福澤克雄D、宮崎陽平D、加藤亜季子D(「VIVANT」) 脚本賞：八津弘幸氏、李正美氏、宮本勇人氏、山本奈奈氏(「VIVANT」) ドラマソング賞：あいみょん「愛の花」(連続テレビ小説「らんまん」) ザテレビジョン特別賞：富栄ドラム(「VIVANT」)