ことしのGWは最大10連休の人も 旅行の行き先は「海外」パスポートセンターは混雑 国内も「長距離」に 福岡
その人気は、博多と韓国・釜山を結ぶJR九州高速船「クイーンビートル」の予約にも現れています。ゴールデンウイークの予約は好調で、前半と後半の連休中はほぼ満席だといいます。 そして3位は、グアムです。福岡空港から毎日直行便が出ていて、4時間足らずで行けます。円安や物価高で旅行費用がかさむため、近場が人気を集めているということです。
海外旅行熱の高まりを受け、福岡市の生活雑貨店では旅行グッズの需要が3月以降、高まりつつあるといいます。 ■中村安里フィールドキャスター 「こちらがトラベルグッズのコーナーです。旅行に便利な小物もありますし、キャリーバックの品数もかなり多いです。」 ■天神ロフト・牛嶋典子さん 「3月中旬に比べると、だいたい1・5倍くらいの売り上げになっています。海外に対応するようなプラグなど、海外旅行に使われるような商品も非常に売れています。」 中でも人気の商品が、コンパクトな状態で持ち運びができるネックピローです。 ■牛嶋さん 「吹き込み口がかなり広くなっているので、口をつけずに軽く空気を入れると膨らむタイプです。」 ■中村フィールドキャスター 「あっという間にできました。これだとかさばらないですし、持ち運びも便利ですね。」 ほかにも、軽くて動かしやすい機能性に優れたキャリーケースや、パスポートの個人情報流出を防ぐスキミング防止カードなども販売されています。 ■牛嶋さん 「旅行に意欲的なお客様も非常に増えていますので、これから売り上げとしては期待できると思います。」 旅行費用がかさんでしまうデメリットも、大型連休を海外で過ごしたい人たちの旅行熱を冷ますほどではないようです。
海外旅行に行くという人は去年の1.7倍ほどと大きく伸びる見通しですが、国内旅行を計画している人は去年とほぼ同じ2280万人と見込まれています。 旅行先としては関東が20.1%で最も多く、次いで近畿が16.7%東海が12.8%で、分散傾向の見通しです。 ただ、航空機を利用する答えた人が去年に比べ3.1ポイント増加し、長距離の旅行も好調だということです。