熱湯をかけ大やけどの3歳娘をラップ巻きに…懲役2年の27歳母親「子を3日間放置中」の呆れた行動
母親は幼い娘に熱湯をかけ大やけどを負わせたうえ、ラップ巻きにし放置していたようだ。 ネット上では「かわいい」と話題に…27歳母親「娘に熱湯かけ大火傷」妖艶な素顔写真 6月25日、横浜地裁(世森ユキコ裁判官)は傷害の罪に問われている橋本佳歩被告(27)に懲役2年の実刑判決を言い渡した。起訴状によると橋本被告は、’19年3月に横浜市内の自宅アパートで当時3歳だった長女に高温のシャワーを十数秒にわたり浴びせ虐待。全治約3ヵ月の重いやけどを負わせたとされる。 『FRIDAYデジタル』は昨年1月15日配信の記事で、橋本被告が娘に熱湯をかけ再逮捕された事件について詳しく報じている。再録し、娘を放置していた3日間に橋本被告がとっていた呆れた行動を振り返りたい(内容は一部修正しています)ーー。 ◆「妹は皮がむけちゃってるの」 最初の逮捕から4年。母親が2度目の逮捕となった――。 昨年1月11日、神奈川県捜査1課は飲食店従業員の橋本被告を傷害の疑いで再逮捕した。’19年3月に、当時3歳だった長女Aちゃんの背中に熱湯をかけ大やけどを負わせたという。橋本被告は、県警に対し「やっていません」と供述し犯行を否認している。 「橋本被告が、最初に逮捕された事件も同時期に起きています。発覚のキッカケは、当時5歳だった長男のSNSです。長男は『お母さんがいないの』『お母さんに会いたい』と、切実な書き込みをしました。 近隣に住んでいた男性が男の子のSOSに気づき橋本被告の住んでいた横浜市鶴見区のアパートに行くと、長男はパジャマ1枚の姿でこう訴えたそうです。『妹がいるの』『妹は皮がむけちゃってるの』と」(全国紙社会部記者) 通報を受けた警察官が駆けつけると、Aちゃんは背中にヒドいやけどを負いながら食品用のラップでグルグル巻きにされていたという。県警は保護責任遺棄の疑いで、橋本被告と同居していた交際男性を逮捕する。 「警察の調べに対し、橋本被告は『子どもだけでシャワーを浴びて誤って熱湯がかかってしまった』『家事をしていたら大きな声がし(Aちゃんが)倒れていた』と説明したそうです。病院につれていかず、ラップ巻きにしたことに関しては次のように供述しています。『やけどしたらラップを巻けば良いとネットで調べた』と。 橋本被告は、3日間にわたりAちゃんを放置していました。その間、交際男性とパチンコ店などにいたようで『スロットをしたい気分だった』と話しています。Aちゃんのやけどは全治3ヵ月以上の重傷。保護者の責任を果たしていなかったとみられていました」(同前) 裁判記録などによると、橋本被告は中学時代からタバコを吸うなど問題行動が多かった。17歳の時に長男を出産。高校卒業後に当時交際していた男性と結婚するも、間もなく離婚する。実家のある埼玉県草加市から、横浜市に移ったのは’18年5月だった。 「事件前、橋本被告は自身のツイッターにこうつづっていました。〈親になる前はその辺にいる子どもの事 うるせーガキども可愛くねぇなって思ってたけど 今うるさい子どもとか泣いてる子ども見ると可愛いって思う〉と。 一方で子どもを怒鳴る声を近隣住民が聞くなど、親族がたびたび児童相談所に相談しています。橋本被告は、児相の面談や家庭訪問を受けていました。事件に関する供述にも不明瞭な点が多かったため、警察は専門医の話を聞くなどしてAちゃんにやけどを負わせたのは橋本被告の犯行と判断。4年後の再逮捕となったんです」(同前) 懲役2年の有罪判決を言い渡した横浜地裁は「愛情を注がれるべき母親から暴力を受けた(Aちゃんの)精神的苦痛は大きかったことは明らか」と表明している。
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