乳児死亡で認可外施設を提訴 那覇市や国にも賠償請求
那覇市にあった認可外の保育園(閉園)で2022年7月、生後3カ月の男児をうつぶせで寝かせるなどして死亡させたとして、両親が30日、運営していた女性や市、国に計約9125万円の損害賠償を求め那覇地裁に提訴した。 市の第三者委員会が今年3月にまとめた報告書などによると、一時預かりを利用中に心肺停止となり、迎えに来た母親が異変に気付いた。病院で死亡が確認され、死因は特定されていない。報告書は、園側が乳幼児突然死症候群(SIDS)を防ぐ呼吸確認などが不十分だったと指摘した。 命日の30日に合わせて提訴した。