味いちもんめの漫画家・倉田よしみさんらトークショー「料理人の気持ちを意識」「おなかすいたが褒め言葉」
漫画の魅力を再発見するイベント「マンガふれあいフェスタ」が、大分県佐伯市の複合文化交流施設さいき城山桜ホールで開かれた。料理に関する作品を手がける有名漫画家3人によるトークショーがあり、即興でイラストを描いてみせるなどしてファンらを喜ばせた。 【写真】大分県日田市のJR日田駅を発車する「進撃の巨人」のラッピング列車
イベントは市が5、6日に開催。6日のトークショーには、「クッキングパパ」の作者うえやまとちさん、「はなちゃんのみそ汁」を描いた魚戸おさむさん、「味いちもんめ」の倉田よしみさんが出席した。倉田さんは「「料理を上手に描くより、料理人の気持ちを意識して描いている」と話し、魚戸さんは「おいしそうだとか、読んでおなかがすいたとかいう(読者から寄せられた)感想が褒め言葉」と相好を崩した。
会場には、通信教育などで漫画家の育成に尽力した木村忠夫さん(東京都)が所蔵する有名漫画家らの直筆色紙160枚が展示されたほか、市在住の漫画家、福田素子さんらのイラスト教室もあり、2日間で計2500人(主催者発表)が来場した。