二宮和也、山崎貴監督ら「五感」巡るエピソード披露 スーツ・オブ・ザ・イヤーでトーク
SUITS OF THE YEAR
日本経済新聞社「THE NIKKEI MAGAZINE」は11月13日、東京・渋谷の「TRUNK (HOTEL) CAT STREET(トランクホテル キャットストリート)」で「SUITS OF THE YEAR(スーツ・オブ・ザ・イヤー) 2024」授賞式を開催した。5人の受賞者の表彰とスピーチの後、今回のアワードでキーワードとした五感をテーマにしたトークショーもあり、会場は大いに沸いた。 【写真はこちら】二宮和也、お気に入りのスーツは… スーツ・オブ・ザ・イヤー受賞者5人が参加したトークセッションの様子をチェック!
■5人の受賞者、「極上」のスーツ姿を披露
受賞者はそれぞれ自ら選んだ生地などで仕立てたスーツで登場。オリエンタルランド会長兼最高経営責任者(CEO)の髙野由美子さん(ビジネス部門)はアクアスキュータム、Nature Architects(ネイチャーアーキテクツ)のCEOの須藤海さん(同)が麻布テーラー、映画監督の山崎貴さん(イノベーション部門)がスキャバル、プロフィギュアスケーターの高橋大輔さん(スポーツ部門)がブルックス ブラザーズ、俳優の二宮和也さん(アート&カルチャー部門)がポール・スチュアートのスーツ姿を披露。スーツや時計へのこだわりを明かした。 各受賞者の腕には、個性やスーツに合わせたロンジンの時計が輝いた。
■スーツ解説「山崎さんは生地の視覚効果にこだわり」
表彰後は受賞者のスタイリングを担当した四方章敬さんとTHE NIKKEI MAGAZINEの松本和佳編集長が、受賞者のスーツやオーダーのポイント、時計について解説。山崎さんについて「(映画監督らしく視覚にこだわって)見る角度によってストライプが浮き出るシャドーストライプの生地を選んだ。シャツやネクタイもスーツの色と同系統にした。山崎さん好みの細身のシルエットを引き立てた」と説明した。 髙野さんのオフホワイトのパンツスーツについては「通気性などの高機能と上質感を併せ持つ素材で、光沢がありエグゼクティブにふさわしい。ブラウスの緑の柄と合わせて、トレンドである緑の文字盤の時計を選んだ」などと話し、コーディネートのコツについてアドバイスした。 二宮さんが「攻めた生地を」として選んだ幅広ストライプのスーツについては、「上品なフランネル生地を使っており、リラックスムードをもたらす。休日のお出かけ用にもいい」とした。