「あたり前の田川地区に…」田川市議らが大任町・永原町長が書類送検されていたと報告
九州朝日放送
去年、田川地区の広域ごみ処理施設をめぐり田川市長への強要未遂があったとして、田川市議らが大任町の永原町長を刑事告発していましたが、26日市議らが会見し、書類送検されていたと明らかにしました。 田川市議・香月隆一議員「脅しの政治や独裁政治・恫喝政治。それを変えていきたい。このままじゃ田川地区の発展はない。あたり前の田川地区に変えていきたい。その一点だけです」 福岡県庁で会見したのは、大任町の永原町長を強要未遂の疑いで刑事告発していた田川市議7人です。 市議らは、田川市の村上市長に対し、当時建設中のごみ処理施設についての情報を開示しないよう圧力をかけたとして、去年9月、永原町長を刑事告発していました。 圧力をかけたとする音声の一部です。 「これを出すっちゅうたの、これはあんたが勝手に出すんやき。俺は出したら困る。これは出したら。あとは全てがもう俺だったら。あんたがたに協力せんから全てにおいて」 市議らは「福岡地検には厳重な処分を下して欲しい」としました。 一方の永原町長も、田川市の村上市長と市議らを虚偽告訴と名誉棄損の疑いで福岡地検に“逆告訴”しています。 永原町長はKBCの取材に「村上市長らも8日に送致されている」とし「司法と警察の公平な判断を待つだけ」と話しました。
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