TVIテレビ岩手

　盛岡で愛される「いいもの」、「うまいもの」を一堂に集めた物産展が24日、盛岡市のデパートで始まりました。 　この物産展は、地場産品の普及と促進を図ろうと毎年この時期に開催されていて、ことしは食品と工芸品を扱う43社が出展しています。 　ウニ入りの炊き込みごはんにホタテやウニ、イクラをぜいたくに盛り付けた「三陸弁当」。 　 　うまみたっぷりの赤身が特徴の短角牛のステーキ、ハンバーグ、ローストビーフがのった「短角牛三種盛り弁当」。 　香ばしい香りが漂う盛岡名物「お茶もち」など実演販売をする店もあり、いい香りに誘われて多くの人が行列を作っていました。 　一方、工芸品を扱うコーナーでは盛岡の「技」が光ります。手紡ぎした柔らかな糸から編みこまれた「ホームスパン」のマフラー。色合いも長さも豊富で選ぶ楽しさがあります。 　こちらは着なくなった着物や浴衣をリメイクした「花草履」。着物を裂き、ひとつずつ丁寧に手で編みこんでいく草履は肌触りもよく、豊かな風合いが魅力です。 　盛岡ブランド品に認定されている繭細工を扱う工房では来年のえと「ヘビ」をモチーフにした繭細工作りの体験も。 　このほか、会場内には台湾・花蓮市との友好都市提携5周年を記念した企画コーナーもあり、盛り上がりをみせていました。 　「もりおか味と工芸展」は27日日曜日まで、盛岡市のカワトクで開かれています。