ドラゴンボール懐かしの“最凶”女性キャラ・ランチさん、くしゃみ一発で凶暴化&銃乱射に全員パニック
「ドラゴンボール」には個性豊かなキャラが大勢登場したが、なかでも特異体質の持ち主ランチ(CV:小山茉美)はファンにとてつもないインパクトを与えた存在だ。亀仙人(CV:宮内幸平)やクリリン(CV:田中真弓)がビビリ散らかす様子は今見てもおもしろい。 【映像】くしゃみ→変身→銃乱射のランチさん(8分10秒ごろ~) ランチはアニメ「ドラゴンボール第15話 ?な女の子ランチ」で初登場。警察に追われ捕まりそうになったところを、亀仙人の“ピチピチギャルを連れてこい”という命を受けた孫悟空(CV:野沢雅子)とクリリンによって助けられた。 これをきっかけにカメハウスで悟空たちと生活を共にすることになったランチだが、くしゃみをすると見た目も性格も変化してしまうという特異な体質の持ち主だった。普段は美しい紺色の髪をしたおとなしい女性で、おっとりした性格の持ち主だが、くしゃみをするとその性格は一転。手がつけられないほど凶暴化してしまうのだ。髪の色も金髪に変化する様は、まさに“超サイヤ人”のようだった。 ランチの豹変ぶりを知った悟空たちは、ランチがくしゃみをしそうになっただけでビクついて岩陰に逃げ隠れることもあった。普段は極力くしゃみをさせないようにしていた悟空たちだが、18話では食事の時間にクリリンがおかずに大量のコショウをふりかけてしまった。 これに気づいた亀仙人が「あっ!コラッ!クリリン!そんなにコショウを……」と慌てて注意したときには時すでに遅く、ランチはくしゃみを1回。それと同時に凶暴化!「なんだ~?てめえら!」とメンチを切ったランチは、間髪入れずに銃を乱射。楽しい食事の時間があっという間に恐怖の時間へと変わってしまった。 大混乱に陥ったカメハウスから悲鳴をあげながら一斉に逃げ出す3人に対し、ランチは「待ちやがれ!」と追撃の手を緩めない。結局3人は外食することになったのだが、その食事中に悟空がくしゃみをした途端、部屋の隅へと大慌てで避難する亀仙人とクリリンの様子はまるで“パブロフの犬”のようだった。 くしゃみに過剰反応する体になってしまった2人が、ちょっとかわいそうになってくる……? 1986年から1989年に放送されたTVアニメ「ドラゴンボール」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984年から1995年まで約11年間連載され、シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える鳥山明の同名漫画が原作。以降も「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作され、20作を超える劇場版も公開されたほか、数多くのゲームシリーズにもなっている大ヒット作だ。40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」も10月11日より放送されている。 (C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
ABEMA TIMES編集部