全米オープン

3回戦進出を果たしたアレクサンダー・ズベレフ[画像/ゲッティイメージズ]

テニスの全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）は日本時間29日（現地28日）に男子シングルス2回戦が行われ、第4シードのA・ズベレフ（ドイツ）がワイルドカード（主催者推薦）で出場した世界ランク77位のA・ミュレール（フランス）を6-4, 7-6 (7-5), 6-1のストレートで破り、2年連続6度目の3回戦進出を果たした。 【ズベレフ、ジョコビッチ、シナー、アルカラスら全米オープン組合せ】 2020年の全米オープンで準優勝を飾っている世界ランク4位のズベレフ。今シーズンの四大大会では全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）でベスト4、全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）で準優勝、ウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）でベスト16と好成績を残し続けており、悲願の四大大会初制覇を狙っている。 今大会、1回戦で世界ランク100位のM・マーテラー（ドイツ）を下しているズベレフはこの日、15本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに84パーセントの高い確率でポイントを獲得。ミュレールに1度ブレークを許したものの、リターンゲームでは計4度のブレークに成功し、2時間26分で快勝した。 3回戦では世界ランク33位のT・M・エチェベリー（アルゼンチン）と対戦する。エチェベリーは2回戦で第29シードのF・セルンドロ（アルゼンチン）をフルセットで下しての勝ち上がり。 同日には第9シードのG・ディミトロフ（ブルガリア）や第20シードのF・ティアフォー（アメリカ）、第32シードのJ・レヘチカ（チェコ）らが3回戦へと駒を進めた。