個人戦ラストゲームを終えて――「痛感したロングゲームの差」 香妻陣一朗のLIVゴルフ通信 @CHICAGO
トップ選手と比べると4番や5番アイアンあたりの精度が違う。球の高さがそもそも違うし、飛距離も2番手ぐらい変わる。シーズン序盤から課題として取り組んではいましたが、その差を縮めるのは簡単ではなかった。LIVで上位に入るには、やはりそこを埋めなければいけないと痛感しました。 一方で、同時に自分の成長を感じた一年でもありました。ティショットの精度は良くなっていますし、アプローチやパッティングは確実にレベルアップしているのも感じます。グリーン周りは上位選手に引けを取らないと自負しています。自分の引き出しも確実に増えているのを実感していますし、だからこそ来年またここに戻ってきたい気持ちが強い。一つ言えるのは、どんな大会に出て、どんな強い選手と回っても、気後れしなくなったということ。今回もフィル・ミケルソンやルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)と回りましたが、昔だったらだいぶ緊張してあがっていたんじゃないかなと思います(笑)。
やっぱり、ものすごい顔ぶれの選手たちと同じフィールドで一年間戦ってきた経験は何物にも代え難い。自分のプロゴルフ人生にだいぶプラスになったのは間違いありません。ひとまず今週の団体戦「チームチャンピオンシップ・ダラス」で頑張って、最後にチームに貢献したいです。その先のことは、また終わってから考えたいと思います。