栗駒山うっすら雪化粧 7日「立冬」
7日は二十四節気の「立冬」。暦の上ではこの日から立春の前日までが冬で、初霜や初雪の便りで冬の訪れを感じる頃とされる。 6日の県南地方は午後から晴れたものの、午前は気圧の谷や寒気の影響で曇りや雨。最低気温が花巻5・0度、一関6・0度、江刺6・3度、北上6・4度(いずれも盛岡地方気象台調べ)の肌寒さとなった中、標高の高い山々はうっすらと雪化粧した。 岩手、秋田、宮城3県にまたがる栗駒山(1626メートル)も、山頂から8合目付近までの山肌に積もった白い雪が麓の一関市中心部からも望むことができた。前年より15日遅い初冠雪で、通勤通学中の市民が足を止めて見入り、冬の訪れを感じ取っていた。 山間部を通る国道342号は、5日に同市厳美町真湯―秋田県東鳴瀬村椿川間が冬季閉鎖されている。