第157回芥川賞は沼田真佑氏、直木賞に佐藤正午氏
第157回芥川賞・直木賞(主催:日本文学振興会)の受賞作が19日夜、発表され、芥川賞には沼田真佑氏の「影裏(えいり)」が、直木賞には佐藤正午氏の「月の満ち欠け」が選ばれた。 ともに初ノミネートだったが、沼田氏はデビュー作で、佐藤氏はデビュー34年での受賞となった。
【受賞者略歴】 ・沼田真佑(ぬまた・しんすけ) 1978年北海道小樽市生まれ。西南学院大学卒。2017年「影裏」で第122回文學界新人賞を受賞 ・佐藤正午(さとう・しょうご) 1955年長崎県佐世保市生まれ。北海道大学文学部中退。83年『永遠の1/2』で第7回すばる文学賞を受賞。同作品でデビュー 《参考》 ・第157回芥川賞候補作が決定しました。(日本文学振興会) ・第157回直木賞候補作が決定しました。(日本文学振興会)