昔と比べて「年金が減っている」と聞くが、定年時に受け取れる「退職金」は減っている?退職金を増やす方法も解説
退職後に節約するなら家計の支出を見直そう
定年退職後に生活費で困らないよう、今のうちから家計を見直すことが重要です。無理なく支出を減らし、生活に負担をかけないようにするためにも、まずは生活費のなかでも大きな割合を占めている固定費の見直しを行いましょう。家計の支出は、主に変動費と固定費の2つです。 変動費とは毎月金額が変わる支出を指し、例えば、食費や交際費、医療費などが該当します。固定費とは、毎月定期的に決まった金額が発生する支出のことです。例えば、住宅費や車両費、保険料、通信費などが該当します。一度見直しを行えば節約効果が長続きするため、無理なく支出を減らしたい方は、固定費の見直しがおすすめです。 賃貸に住んでいる方であれば、住宅費の見直しを行いましょう。子どもが独立して部屋が余っている場合は、夫婦2人で住むのに適した大きさの賃貸に引っ越すのがおすすめです。保険料は、保険の商品によって異なります。必要な保険の内容を見直し、現在よりも価格の安い商品があれば切り替えるとよいでしょう。
退職金が少ないと感じたら自分で増やそう
退職金が減り老後の生活が心配な方もいるでしょう。退職金が少ない場合は、運用して増やしていくことも一つの手段です。また退職金が少ないことを予想し、事前に家計を見直しておくことも大切です。 出典 厚生労働省 令和5年就労条件総合調査 結果の概況 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部