『笑点』メンバー2023年笑い納め 今年を総決算~木久扇さん卒業発表&一之輔さん加入“激動の1年”を振り返る
日テレNEWS NNN
演芸番組『笑点』の年内最後の収録が16日、東京・文京区の後楽園ホールで行われ、司会の春風亭昇太さんをはじめ笑点メンバーたちが登場。最後には、お客さんと一緒に感謝の思いを込めて三本締めを行いました。 【画像】『笑点』メンバーが心境明かす~卒業発表の林家木久扇、85歳の決断に爆笑エール
収録を終えたメンバーたちにインタビューし、今年を振り返っての感想や来年の意気込みを笑点流に語ってもらいました。さらに、今年2月に大喜利に加入した春風亭一之輔さんのその後の心境や、今年8月『24時間テレビ』で来年3月をもって約55年出演する笑点を卒業することを発表していた林家木久扇さんの現在の率直な思いを伺いました。
【林家木久扇さん(86)コメント】 今年の一番の出来事は、私が思いがけず24時間テレビで卒業を発表しちゃったこと。もう全国に放送されちゃったので、その通りにしようと思っております。朗らかに、すがすがしく笑点を卒業したいんです。それをカッコよさにしようと思っております。 【三遊亭好楽さん(77)コメント】 私はもう長いことね(木久扇さんが)兄弟子で、57年間付き合った。寂しいものはありますよ。(今年を振り返って)私のうちの辞書に「やり尽くした」っていう言葉はなかった。みんなよく頑張ってくれた。よくやってくれたといつも思っています。 【三遊亭小遊三さん(76)コメント】 やっぱり一生懸命やっていますから。一生懸命やっていると、後へ残らないものでね。(ペンで笑点色紋付を汚して怒られたことに関しては)これは大事件だったですね。 【春風亭昇太さん(64)コメント】 木久扇師匠が来年3月に卒業される発表をしたので、僕らもすごくビックリして。なんかカッコイイな、と逆に思いました。(来年の目標は)一致団結していないので我々(笑) みんなバラバラの方向に向かって生きているので、たぶんそれがいい。ひとつにまとまったら面白くないじゃないですか。 【林家たい平さん(59)コメント】 一之輔さんも入ってきてくれましたし、宮治君も1年たって、先輩が卒業するのは寂しいですけど、新しい笑点に少しずつ生まれ変わってくる。そこにいられる幸せを感じながら、気がついたらもう中堅になっている。頼りない先輩ばっかりなので(笑) 自分がしっかりしないといけないなとすごく思っています。 【春風亭一之輔さん(45)コメント】 いつも皆さんからいろんなものを得てですね。芸というのはこうやって培っていくもんだな、と本当に勉強になる日々です。こうしちゃいけないという例もいっぱいある(笑) 反面教師にしながら頑張っていこうかなと思っています。 【桂宮治さん(47)コメント】 好楽師匠とすごく仲良くさせていただいているんですけど、徐々に(好楽さんが)手を挙げる回数が少なくなってきているのに、すごくやったような顔をするのが、隣にいて“こういう大人になればいいかな”みたいな感じで、すごく勇気をもらっています(笑) 【山田隆夫さん(67)コメント】 10月7日で座布団を運んで40年なんです。一生懸命、毎日運ぶんです。継続は力なり。来年2月21日にレコードを出しますから。紅白出ます、2回目の(笑)