ダルビッシュ有が新たな金字塔! 280試合連続複数奪三振のメジャー記録更新に米メディアも称賛「1901年以降での最長記録」
サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有は現地時間9月16日、チームが3対1で勝利したヒューストン・アストロズ戦で先発登板し、6回無失点3奪三振の好投で勝ち投手となり、今季6勝目をマークした。負傷者リストから復帰後の3登板で2勝を挙げるなど、コンディションの良さを示すパフォーマンスを続けている。 【動画】「オーマイガー!!」現地実況も絶叫!大谷翔平が1試合3HRで「51-51」に到達 この日の白星でダルビッシュは、日本人投手史上2位となる日米通算202勝を記録。今季も含め数多くの怪我に見舞われながらも、20年に及ぶプロキャリアで輝かしい実績を積み上げた。 さらに、アストロズ戦のピッチングにおいて、日本人右腕がもう一つの偉業を達成したと、米メディアが報じている。スポーツサイト『Sports Illustrated』では9月18日のトピックにおいて、ダルビッシュは2012年のメジャーデビュー以降、280試合連続で複数の三振を奪っており、これが1901年以降におけるメジャーでの最長記録であると伝えた。 同メディアは、「ユウ・ダルビッシュが月曜日のヒューストン・アストロズ戦で3奪三振を記録。テキサス・レンジャーズ、ロサンゼルス・ドジャース、シカゴ・カブス、サンディエゴ・パドレスと渡り歩いてきた右腕は、連続複数奪三振記録を更新した」と綴っており、「2012年にMLB入りして以来、ダルビッシュは安定した奪三振の名手として知られてきた。そして月曜日に、そのパフォーマンスを新たな歴史的な高みへと導いた」と賛辞を送っている。 さらに、「38歳の右腕はヒューストン・アストロズ相手に6回無失点で投げ切り、3安打2四球を許しただけで、パドレスは最終的に3対1で勝利を収めた。奪三振は3つにとどまったものの、それでも歴史に名を刻むのに十分な内容だった」として、記録更新となったピッチングの内容を評した。 トピックでは、ダルビッシュの打ち立てた記録を称えるなどメジャーでの足跡も振り返りながら、今後の登板にも言及。「ダルビッシュはレギュラーシーズンで残り2試合に先発する予定であり、プレーオフでのサンディエゴのローテーションにどのように組み込まれるかが注目される」などと見通している。 戦列復帰後、好パフォーマンスを維持するベテランが、また一つメジャーの歴史にその名を刻んだ。そして、この先の戦いにおけるダルビッシュのピッチングにも、より大きな期待が寄せられている。 構成●THE DIGEST編集部
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