能登地震で離ればなれ、愛犬と9か月ぶり再会…仮設住宅で「また一緒に生活できる」と喜ぶ
環境省は2013年、ペットと一緒に避難する「同行避難」を基本とする指針を作成。避難所の一角に飼育スペースを設けることや、テントを設置してペットを飼うことなどを提案した。指針は16年の熊本地震で活用され、18年に改定された。
しかし、珠洲市などによると、市内の避難所45か所(1月29日現在)のうち、敷地の一角に限ってペットの飼育を認めたケースはいくつかあったが、屋内での「同居」を認めたのは1か所だけだという。
環境省は能登半島地震の避難所の状況などを調査し、来年度中に指針を改定するとしている。