カルピス列車と共演も 栃木・足利の東武県駅でコスモス見頃
栃木県足利市県(あがた)町の東武伊勢崎線県駅南側でコスモスが見頃を迎え、行き交う列車との共演を繰り広げている。 【動画】列車とコスモスの共演が楽しめる沿線 コスモスは、農業と福祉の連携で地域活性化を目指すNPO法人「あがた農楽園」が昨年から栽培。今年は沿線約600メートルにわたる市有地50アールで、ピンクや白、赤紫などの花を咲かせている。現在八分咲きで11月中旬まで楽しめるという。 沿線に工場を構えるアサヒ飲料の「カルピス」をイメージした特急列車も運行されており、22日は朝から写真愛好家らが訪れ、同列車や、赤やベージュ色の列車などと花との撮影に臨んでいた。 25日からは花の摘み取りが可能で、同法人の石川隆道(いしかわたかみち)理事長(71)は「福祉施設の方や保育園児も度々訪れ、喜んでくれる。花を持ち帰り、笑顔の輪を広げてほしい」と話していた。