カミラ王妃、ブリジット・マクロン大統領夫人との手つなぎを拒否 式典でカメラがキャッチ
現地時間6月6日(木)、第2次世界大戦のノルマンディー上陸作戦80周年の記念式典がフランスのノルマンディーで行われ、イギリスのチャールズ国王夫妻とフランスのエマニュエル・マクロン大統領夫妻が出席した。カミラ王妃とブリジット・マクロン大統領夫人の気まずいシーンがイギリスマスコミの注目を集めている。 【写真】舌出しに爪噛みも! カミラ王妃の仰天顔アルバム
事件が起きたのは、王妃と大統領夫妻が上陸作戦が行われたビーチの一画にあるイギリスのノルマンディー記念碑の前で祈りを捧げたシーン。大統領夫人は花輪を供えると、王妃と手を繋ごうとした。
しかし王妃はそれに応じず、手を脇に下げたまま。大統領夫人は王妃の手を一瞬握ったもののすぐに断念、王妃の横に並び手を前で組んで祈りを捧げた。その様子を新聞「デイリーメール」のカメラがキャッチ、動画を投稿している。手を動かさずに祈りを捧げる位置まで後ろ向きで進む王妃は、まるで大統領夫人から逃れようと後ずさっているかのよう。祈った後、2人は少し距離を開けて記念碑の前から離れ、チャールズ国王とマクロン大統領と合流した。
英国ロイヤルと対面するときのエチケットを巡ってはこれまで度々議論が勃発している。最もよく知られているのはロイヤルへのボディタッチが禁じられていること。王室はゲストたちに「ロイヤルの体には触らないように」と事前に通知していると言われている。そのためミシェル・オバマ元大統領夫人がエリザベス女王と対面、背中に手を回したときにはイギリス中が驚愕、物議を醸した。ちなみにこのときエリザベス女王は自然にミシェル夫人を引き寄せ、同じように背中に手を回していた。
現在英国王室のホームページには「女王やロイヤルファミリーのメンバーに会う際の規範は義務付けられていないが、多くの人が伝統的な形式を守ることを望んでいる」と書いてある。女王の逝去後修正していないことがうかがわれる文面だが、君主が変わってもマナーは変わらないのが英国王室。サイトはロイヤルに会ったときには「男性は頭から軽く首を下げる。女性は小さくカーテシー(お辞儀)をする」と定めているが「握手でも構わない」としている。