自分との付き合い方が上手い人がやっている「疲れをためずに結果を出す仕事術」10選【月10時間労働で「年収1,000万円」を稼ぐ起業家が助言】
仕事で迷ったとき、長年つきあっている友人に相談する人も多いのではないでしょうか? しかし、その友人は「現在のあなた」を知らずに、アドバイスしてしまうかもしれません。そこで本記事では「月10時間労働で年収1000万」を稼ぐ起業家、藤野淳悟氏の書籍『60%の力でうまいこと結果を出す思考100』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集し、相談相手の選び方と仕事で疲れない方法について解説します。 【早見表】年収別「会社員の手取り額」
仕事で迷ったときの適切な相談相手
仕事で迷ったとき、一番相談しちゃいけないのは、5年以上付き合いがある相手である。これ、多くの人がやりがちだけど、付き合いの長い人は、過去の印象があるから、今のあなたを見ていない場合が多い。小学校の同級生と会ったら、当時の会話になる。それと一緒。 一番相談に適しているのは、2~3年以内の付き合いがある人。「ここ最近のあなた」だけを知っている人に相談すると、今のあなたに合っているアドバイスをくれる。特に副業をもっている人、収入源が複数あるような人が良い。 「話しやすい相手=相談相手」ではない さらにおすすめなのは、あなたが理想とするライフスタイルの人に聞くことだ。例えば、サッカーがうまくなりたいのなら、サッカーがうまい人に聞くのが当然だと思う。それなのに、稼ぎ方や仕事、人生のことになると、途端に話しやすい人を相談相手に選んでしまう。 仲が良いけど、挑戦しないタイプの友人に「私さー、副業始めようと思うんだけど、どう思う?」「やめときな! 危ない」って、そりゃそうだって話。聞く相手を間違うと、人生ごと間違う。
疲れをためない仕事術10選
仕事は疲れる。特にやらなきゃいけない作業は、めちゃくちゃ疲れる。僕も若いころは、100%の力で何事にも全力投球で取り組んでいた。楽しいのは楽しいんだけど、ある日突然、全てが嫌になったりしていた。 単純に自分との付き合い方が下手くそだっただけ。どうすれば疲れをためずに、ご機嫌に働き続けられるのか。そしてたどり着いたのが「60%の力でうまいこと結果を出す思考」である。 読んでいて疲れないように、シンプルにシェアする。 ・程良くサボる:サボろう。程良くね。サボることを悪と感じる人は、こう考えてほしい。程良くサボってリフレッシュしたほうが、パフォーマンスは確実に上がる。 ・すぐ手をつける:頭の中にタスクを残さないほうがいい。別のことをしていても「あれやらないと」と、脳のバックグラウンドは動き続けている。完璧でなくて良いから、さっさと手をつけて頭の中から追い出そう。 ・60%の力を継続:60%くらいの力で続けたほうが、緊急時に対応できるし、チャンスもつかめる。100%全力で、ポキっと折れたら元も子もない。 ・休むときはとことん休む:休むからまた走れる。しかし、半端に休むと疲れが残る。疲れが残ると良いパフォーマンスは発揮できない。あなたがアスリートだと想像したら、休むことも大切なのはわかるはず。あなたもアスリートと同じ。頭と体力を使って働いているのだから、休むときはとことん休まないと、良い仕事はできない。 ・早めに相談する:相談すれば、たいていのことはすぐ解決する。もちろん相手は選んだ上で。ひとりで悩んでいても疲れるだけで、メリットはない。チームで働いているのなら、なおさら。周りにかける迷惑も減らせる。 ・適度な運動習慣:汗をかくのは大切。代謝も上がり、体力も付き、疲れても回復が早くなる。脳がリフレッシュされるから、仕事の効率も上がる。 ・週の真ん中はチートデイ:水曜日は体も、脳も疲れが出る日。さらにあと2日も仕事があるんだからメンタルも弱る。水曜日は好きなことをやって、リフレッシュの日と予め決めてしまう。パフォーマンスを維持する秘訣。 ・やるときだけやる:なんでもかんでも全力投球できるほど強い人はいないし、する必要もない。やるべきときに、やるべきことを、やるべき量だけやればいい。そのために、仕事の優先順位もつけよう。 ・周りに期待しない:周りに期待しすぎると疲れる。依存は疲れるもの。自分の人生だから、最後は自分でどうにかする覚悟をもてば、むしろラクになる。 ・会社に依存しない:会社は他人のもの。あなたの人生はあなたのもの。だからいつでも辞められるよう準備はしておく。 藤野 淳悟 起業家