米長官、イスラエル到着 ガザ巡り民間人保護協議へ
【カイロ、エルサレム共同】中東歴訪中のブリンケン米国務長官は8日、イスラエルに到着した。ネタニヤフ首相らと9日に会談し、イスラム組織ハマスとのパレスチナ自治区ガザでの戦闘状況などについて協議する。ガザでは子どもや女性を含む多数の犠牲者が出ており、民間人保護の強化を求めるとみられる。 到着前、サウジアラビアを訪れ、実権を握るムハンマド皇太子と会談した。ブリンケン氏は記者団に、ガザでの民間人保護や人道支援拡大の必要性をイスラエル側に伝えると改めて強調した。 ガザ保健当局によると、戦闘によるガザ側の死者は2万3084人。