「恩師を激怒させ、コンサートにも『来なくて結構です』と…」 菊池桃子が起こしたトラブルの全容
菊池側に聞くと……
当事者たちはどう話すか。林氏には手紙やメールでも取材を申し込んだが返答はなかった。岩崎社長は取材には応じたものの、 「入院したのは事実ですが理由はお話ししません。(権利関係のトラブルも)ノーコメント」 菊池側は林氏とのトラブルについて「事実と異なる」とした上で、文書で大要、次のように回答した。 「(22年の新曲について)菊池本人が作詞したいという意向を伝えたのは事実ですが、林先生と話し合った上でレコーディング日数の都合で、当初の予定通りプロの作詞家の方にお願いしました。菊池ができませんと断ったことはありません。(今年出したEPについて)企画段階でレコード会社から林先生にプロデュースを打診したことは事実ですが、話し合う中で、菊池ではなく林先生の方から菊池がプロデュースをするという提案がありました」
この先、芸能界でやっていけるのか
ベストアルバムのクレジットの件は「レコード会社の製作判断です」とし、林氏が「二度と関わりたくない」と話していることについてはこう答えた。 「菊池は『林哲司氏は自身の歌手活動において最も大切な先生である』と考えています。関係者一同、アルバムの制作過程で林先生も含め意見の相違から議論になることもありますが、林先生への感謝やご恩を忘れたことはありません」 岩崎社長とのトラブルについては、「前所属事務所との間の契約は、契約書の定め通り期間満了で終了しています。契約関係のトラブルもなく、円満に解決しています」とのことだった。 恩人たちともめ事ばかり起こして菊池はこの先、芸能界でやっていけるのか。 「新原さんは先月に内閣審議官を退職した。いよいよフリーになった彼が前面に出てきてサポートするのかもしれない」(前出・芸能関係者) 前編【菊池桃子が“信じ難い非礼”で大物作曲家を激怒させていた 「もう二度と菊池と関わりたくない、と」】では、菊池が恩師ともいえる作曲家・林哲司氏を激怒させた顛末について詳しく報じている。 「週刊新潮」2024年10月10日号 掲載
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