ポール・メスカル、デンゼル・ワシントンの来日が決定!東京国際映画祭に「グラディエーター」旋風が巻き起こる
名匠リドリー・スコット監督のフィルモグラフィを代表する伝説の名作『グラディエーター』(00)。古代ローマを舞台に、皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ奴隷へと落とされた元大将軍が復讐を誓い、剣闘士(グラディエーター)として円形闘技場コロセウムで極限の闘いに挑む歴史スペクタクルだ。同作の“その後”を描く最新作『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が11月15日(金)に公開を控えているが、なんとキャスト&スタッフの来日が決定し、第37回東京国際映画祭(10月28日~11月6日)に参加することが明らかとなった。 【写真を見る】東京国際映画祭が『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』のために「センターピース作品」枠を設立 ローマ帝国が栄華を誇った時代。平穏な暮らしを送っていたルシアス(ポール・メスカル)は、将軍アカシウス(ペドロ・パスカル)率いるローマ帝国軍の侵攻により愛する妻を殺され、捕虜として拘束されてしまう。すべてを失いアカシウスへの復讐を胸に誓ったルシアスは、謎の奴隷商人マクリヌス(デンゼル・ワシントン)に買われローマへと赴くことに。そこで剣闘士となった彼は、復讐心を胸に、力のみが物を言うコロセウムで待ち受ける戦いへと踏み出していく。 この度、主演のポール・メスカルをはじめとする豪華キャスト&スタッフの来日が決定。さらに、第37回東京国際映画祭において『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が史上初の「センターピース作品」として緊急特別招待されることとなった。 センターピース作品は、長い東京国際映画祭の歴史において『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』のためだけに今回初めて設けられた特別な枠。2024年の東京国際映画祭で最も存在感を放ち、当年の映画シーンを象徴する1本となる。そんな史上初の特別な作品として選出された本作は、第73回アカデミー賞で作品賞や主演男優賞(ラッセル・クロウ)を含む5部門受賞(12部門ノミネート)を果たした『グラディエーター』の十数年後を描く新たな物語。最新技術によってさらにグレードアップした圧倒的な迫力とたぎる情熱が見どころとなっている。 11月5日(火)には、国内のみならずアジアでも最速の上映となる「アジアプレミア上映」をTOHOシネマズ日比谷で開催決定。さらに、東京国際映画祭を舞台に行われるこのアジアプレミア上映に合わせ、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』の豪華キャスト&スタッフが来日する。初来日となる主演のメスカルをはじめ、フレッド・ヘッキンジャー、コニー・ニールセン、そしてアカデミー賞受賞俳優のデンゼル・ワシントンのメインキャスト4名に加え、プロデューサーのダグラス・ウィック、ルーシー・フィッシャーが来日を果たす。 11月4日(月・祝)には東京国際映画祭と配給の東和ピクチャーズの共催でファンを交えた、同じく映画祭史上初となる特別記者会見を実施。来日キャスト&スタッフによる貴重なトークに注目が集まる。翌5日のアジアプレミア上映にも来日ゲストは登壇予定で、今年最後のハリウッド超大作の豪華な面々が東京国際映画祭から日本中にグラディエーター旋風を巻き起こす! 文/平尾嘉浩