埼玉の絶品を極めた“珈琲ゼリー”1日に限定8~10個しか作られない逸品 注目の“もてぎさん家の珈琲” さらにオススメは黒糖珈琲ゼリー、キャラメル珈琲ゼリー「ケーキみたい」
田畑と住宅が混在する閑静な行田市郊外に、テイクアウトを中心としたスタンドカフェ「もてぎさん家の珈琲」がある。店を営むのは茂木孝雄さん(71)、住江さん(68)夫妻。2020年10月、自宅の一角にオープンした。 ガリガリ君、どんなに体調不良でも喉を通る…終末期患者が涙、医療で注目される命の食事
若い頃からコーヒー好きだった2人。孝雄さんは定年退職後、長年独学で研究したおいしいコーヒーの抽出方法にこだわった店を開きたいと考え開業した。唯一のフードメニューが、1日に8~10個ほどしか作らない珈琲ゼリー(税込み250円)だ。 ゼリーにするコーヒーは、コロンビア産の上質な深いり豆を使っている。「豆の良さを際立たせ、楽しんでもらえるように工夫した。飲むときとは違う入れ方。1年かけてたどり着いた」と孝雄さん。砂糖は使用しておらず、口に含むと香りとうまみ、濃厚な味わいが豊かに広がる。 味わいの変化を求めるならば、黒糖珈琲ゼリーかキャラメル珈琲ゼリー(いずれも税込み300円)がお薦め。基本の珈琲ゼリーに、黒糖またはキャラメルのポーションが付く。孝雄さんは「ケーキみたいな感覚で、うちのコーヒーを飲みながら食べていただきたい」と言う。暑さで溶けやすいため、販売期間は9月中旬から6月ごろまで。
【メモ】もてぎさん家の珈琲 埼玉県行田市前谷1677の1(電話なし。問い合わせは、店の写真共有アプリ「インスタグラム」または短文投稿サイト「X」で)。営業時間は午前11時~午後6時半。定休日は火~木曜。行田市市内循環バスの行田病院前バス停から徒歩7分。