“コンビニ富士山” 店舗側に新たな柵 設置工事始まる 危険な横断対策で 山梨・富士河口湖町
富士山の人気撮影スポットとして観光客のマナー違反が問題となっている富士河口湖町のコンビニエンスストア前で16日、新たな対策として設置される防護柵の工事が始まりました。 【写真を見る】“コンビニ富士山” 店舗側に新たな柵 設置工事始まる 危険な横断対策で 富士急行線河口湖駅近くのコンビニ周辺には16日も大勢の観光客が訪れ、店のロゴと富士山を一緒に写そうと撮影に夢中となっている姿がみられました。 こうした中、16日朝から始まったのが、コンビニ側の歩道に高さ80センチ、幅3メートルの防護柵を2つ設置する工事です。 現場周辺では写真撮影に訪れる観光客のマナー違反対策として今夏に一時、富士山をさえぎる幕が設置されました。現在は撤去されていますが、横断歩道を使わずに道路を横断する人は今も相次いでいます。 その対策として町が新たに防護柵を設置するもので、あす完成する見通しです。このほか来週にも、付近の2つの横断歩道の色を白と緑に変更します。 一方、町は富士山を隠す幕の再設置については、現時点で検討していない ということです。