【ロッテ】岡、2戦連発となる今季4号ソロは2248キロの“離れ業”「たまたまです(笑い)」…兄・大介さんの誕生日に祝砲
◆パ・リーグ オリックス1―4ロッテ=6回表降雨コールド=(14日・沖縄セルラースタジアム那覇) ロッテの岡大海外野手が、“離れ業”をやってのけた。2点リードで迎えた2回1死の第2打席。東のツーシームを完璧に捉えると、沖縄の地まで駆け付けたファンが待つ左翼スタンドに打球を突き刺した。大雨の中、2試合連続となる今季4号ソロを放ち、「チームが勝つために何とか一本と思って打席に入りました。最高の形で追加点を取ることができてよかった。今日は個人的に兄(大介さんの36歳の)の誕生日だったので、そういう時に打てたのはうれしいなと思います」と笑顔を見せた。 前戦となった12日の日本ハム戦(エスコン)では、自身初の1試合2発と大暴れ。直線距離では、2248キロ離れた沖縄セルラースタジアム那覇でも豪快なアーチをたたきこんだ。珍しい2戦連発の“離れ業”には「そうですね~、それはたまたまです(笑い)」とはにかんだ。 チームは、12日に日本ハム3連戦を全敗で終え、帰京を挟んで沖縄に“大遠征”してきた。この日、プレイボールと同時にレフトスタンドからは地方球場でおなじみの応援歌「マルチテーマM」が鳴り響いた。「ロッテの勝利が見たいから~、行くぜ北へと南へと~」。「1番・中堅」で先発出場した岡は、初回の第1打席は左前打で激走を見せ、二塁打に。強雨の中でも勝利を見届けようとスタンドに集まったファンの期待に応え、初回3点先取を演出した。 岡はこれで直近4試合で、初回先頭の打席は計4打数3安打1本塁打と絶好調だ。「今日は結果がすごく出て、チームに勢いを乗せることができたので、こういう活躍を続けていきたいなと思います」。切り込み隊長の活躍でチームは、前カードの日本ハム戦(エスコン)からの連敗を「3」で止めた。
報知新聞社