応募総数3403点のゴルフ川柳から入選作を大発表【後編】 レジェンドの作品と入選作品を紹介!!
「週刊ゴルフダイジェスト」で毎年恒例となっている“ゴルフ川柳コンクール”。昨年は選考会の日がWBCの決勝の日に重なり、オオタニサンネタでも大盛り上がりとなったのだが、今年は“大人の事情”も加味しながら(?)の“闘い”に。応募総数3403点から入選作品を選ぶ“大選考会”の模様を「みんゴル」では【前編】【中編】【後編】の3回に分けて紹介していきます。今回は【後編】!
GD ここからは、毎度お上手な皆さんによるレジェンドタイムでーす。 ◆ 置き忘れ シルバー組に デリバリー (北海道 岡部隆義さん 86歳) 正蔵 86歳のベテランが忘れ物のウェッジをお届けに? 優しい! GD しかも、届けた組もシルバー組という。もうみんなピカピカ!
◆ 能書きを 垂れる人って 割と下手 (鹿児島県 大野究さん 67歳) ◆ 玉返せ 人相悪し このカラス (鹿児島県 大野究さん 67歳) ◆ たまたまか また木の股に 俺の球 (鹿児島県 大野究さん 67歳) 正蔵 出た、大野名人。 GD 今回は写真付きです。全部手彫り。すごすぎません? 正蔵 天才……。 GD 大野さんはすでに「ゴルフ川柳殿堂」入りを果たしていますが。 正蔵 これは、もう一段上られた感があります。よって……「永世名人」認定です。 GD キャー、今初めて聞いたけど、ゴルフ川柳に「永世名人」という称号があったー。 正蔵 同時に特別賞として、プロV1を贈呈しましょう。
GD 一方で、史上最速で「殿堂入り」を果たした“ゴルフ川柳界の藤井聡太”ことパンキー太朗さんの今年は……。 ◆ トップした 10番だもの しょうがない (宮城県 パンキー太朗 66歳) ◆ 今日もだよ 中盤10番 トップした (宮城県 パンキー太朗 66歳) GD サッカーに詳しいパンキーさんならではの「トップ下=10番」を生かしたネタ。ほかにも、いかにもお上手な川柳がいくつも来ていたのですが……。 ◆ 川柳で ゴルフ上達 知らんけど (宮城県 パンキー太朗 66歳) GD 「知らんけど」は流行語にも選ばれていましたし、最近はよく使いますね。 正蔵 流行語をうまく絡めてくるのはさすがなんですが……何だか、上手な人の低迷期のような感じがする。「知らんけど」は、流行り言葉ではあるんだけど、情熱を打ち消す“やる気のなさ”を醸し出している? 上手の手から水がこぼれたとでも言うような……。 GD うん? 正蔵 これは初のイエローカードの発動です。 GD まさか、サッカー好きだからって……。 正蔵 格式のある「ゴルフダイジェスト川柳殿堂」では、イエローカードが2枚出されると、殿堂から降格されるのです。 GD そんな……初めて知った。 正蔵 パンキーさんはまだ1枚目だから大丈夫。来年、頑張ってもらうためですよ♡ 私たち、仙台に行きたいんだもん。 GD では、最後に、次なる殿堂はこの人かと注目を集めている、この方です。 ◆ 初心者が 文春並みに 叩いてる (愛知県 さごじょう 41歳) GD 来ましたよ、さごじょうさんが。 正蔵 大叩きする様子を「文春並みに」と例えるとはワードセンスがありすぎる。文春並みの大叩きということは……。 GD 200は超えてますね……恐ろしや、文春。 正蔵 ここにちょっとだけ愛が加わると、もう言うことなし。 GD なるほど。大叩きしている初心者への視線に愛が、か。なかなか難しいものですね。ということで、来年からは選考は林家正蔵とAIにて行います。ウソです。皆さん、今年もありがとうございました。