SDGのモータースポーツにかける情熱 残念な結果に終わった2024 FIM 世界耐久選手権”コカ・コーラ“鈴鹿8時間耐久ロードレース
昨年涙を呑んだ「鈴鹿8耐」に万全の態勢で臨んだ「SDG Team HARC-PRO.Honda」。
予選で6番手とまずまずのポジションを得て優勝の期待が高まる中、太陽が照り付ける鈴鹿サーキットで決勝がスタートした。
厳しい暑さに見舞われた7月20日鈴鹿8耐決勝。ル・マン式スタートでレースは始まった。6番手グリッドからスタートしたSDG Team HARC-PRO.Hondaの國井勇輝は3番手で序盤を走行。順調なスタートを切った。
続く浦本修充も良いペースで走り上位をキープしていたが、マリオ・アジが前日の転倒で痛めた肩の不調でペースダウン。予定より早くピットインを余儀なくされた。その後レースは、アクシデントもなく進んでいく中、ライダーとマシンの耐久レースとなる。SDGチームは國井と浦本が交互に走るが、上位争いに入るべく周回を重ね、奮闘するもペースを上げることができず、トップ10に食い込む9位でチェッカーフラッグを受けた。
SDGのモータースポーツ活動 今年、昭和電機から社名を変更したSDGは工業用モーターをはじめとする、送風機、環境機器などの資材を製造する電機メーカーで、2輪レースへの関りは長い。鈴鹿8耐ではサポートするDUCATI Team KAGAYAMAが4位となってる。また近頃ではスーパーGTに参戦するチームへ送風機を提供するなど4輪にも関わり始め、ジャンルを問わずモータースポーツをサポートするSDGに期待が持てる。 Text:アウトビルトジャパン Photo:SDG、アウトビルトジャパン
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