応援消費、初売り盛況 香林坊大和、富くじに1200人列 金沢エムザ、菓子福袋が人気
金沢市香林坊、武蔵、金沢駅周辺の多くの商業施設で2日、初売りが行われた。昨年は能登半島地震で営業開始を延期した百貨店も無事に初売りを行い、大きな買い物袋を手にした家族連れらで街中が活気付いた。 香林坊大和では、午前9時の開店前から約1200人が列をつくった。1口2千円で2千~1万円の商品券が当たる「富(とみ)くじ」は、25分で2025口分の整理券を配り終えた。担当者は「能登ゆかりの商品も人気で『応援消費』が続いている」と話した。 金沢エムザでも午前10時の営業開始と同時に多くの買い物客が訪れ、地下1階の和菓子と洋菓子の福袋を求めて人だかりができた。能登産ワインの福袋も開店直後に完売。大抽選会を実施中で、担当者は「今年は上々の出足でほっとした」と話した。 香林坊周辺では、香林坊ラモーダの「ビームス」「ザ・ノース・フェイス」、香林坊プラザの「A.P.C.(アーペーセー)」「TOGA(トーガ)」などで買い回りを楽しむ人の姿が見られた。