【広島】救世主となるか…新外国人モンテロと契約、メジャー通算21本塁打「スイング軌道がいい」
広島が8日、新外国人エレフリス・モンテロ内野手(26=ロッキーズ)と契約を締結したと発表した。契約金は40万ドル(約6000万円)、年俸は85万ドル(約1億2750万円)。背番号は95。球団を通じて「日本で成功するには献身的であること、集中すること、そして常に向上する意欲を持つことが必要であると思います。その気持ちをフィールドに持ち込む準備は万全です」とコメントした。 モンテロは22年にロッキーズでメジャーデビューを果たすと、3年でメジャー通算205試合に出場して21本塁打を記録した。今季は67試合で打率2割5厘、4本塁打、28打点。3Aでは高い得点圏打率を残すなど勝負強さもある長距離砲で、2年前から駐米スカウト陣が高く評価していた。主に一塁を守る。球団幹部は「バットの出し方、スイング軌道がいい、と。速い真っすぐにも強いし、パワーがある」と、得点力不足に陥った打線の救世主と期待する。 また広島は同日、今季来日1年目のテイラー・ハーン投手(30)との契約更新と、トーマス・ハッチ投手(30)と来季契約を結ばないことも併せて発表した。 ◆エレフリス・モンテロ 1998年8月17日生まれ、ドミニカ共和国出身。21年にカージナルスから自身含む5選手とアレナドとの5対1のトレードでロッキーズへ移籍。移籍2年目の22年にメジャー初昇格。メジャー通算205試合で打率2割2分8厘、21本塁打、87打点。マイナー通算645試合で打率2割8分4厘、106本塁打、432打点。190センチ、106キロ、右投げ右打ち。