【バスケ】今村佳太「結果を出すためにこのチームに来た」 名古屋Dでの新シーズンに意気込み
Bリーグ1部(B1)名古屋ダイヤモンドドルフィンズは19日、メディア向けの公開練習を実施。昨季までの既存のメンバーに加え、2024-25シーズンから新たにチームに加入した今村佳太やアイザイア・マーフィー、加藤嵩都らも練習に参加し、精力的に汗を流した。 練習中、特にメディアからの注目を集めていたのが今村だ。過去4シーズンを琉球ゴールデンキングスでプレーし、2022-23シーズンには初優勝も経験。チームの主力として3季連続ファイナルに導き、今村自身としては日本代表にも選出されるなど、個人としてもチームとしても大きな成功を収めてきた。 キャリアの最盛期を琉球で過ごした今村が、なぜ移籍を決断し、名古屋Dへの加入を決めたのか。そして、どんな思いを持って新たなシーズンへと臨むのか。練習後、記者からの質問に一問一答形式で答えてくれた。
古巣・琉球には「感謝しかない」
ー新シーズンを名古屋ダイヤモンドドルフィンズで迎える気持ちは すごく新鮮な気持ちもそうですし、フレッシュ。すごく馴染みやすく、(すでに)チームに馴染めたかなと思っています。自分としても結果を出すためにこのチームに来たので、しっかりとチームに必要なことをできるように日々取り組んでいます。 ー名古屋Dで練習してみて感じたことは まずは、きついですね(笑)。ショーンHCの求めていることがすごく細かいので、体と頭の整理をしっかりし続けないと自分としても良いパフォーマンスが発揮できないかなと思っている。その辺はすごく日々学ばせてもらっていますし、日々成長を感じられてはいるので、すごく毎日が楽しいです。 ー個人として今シーズン注目してほしい部分は 昨シーズン、すごく客観的に自分がドルフィンズを見ているときに、やっぱりクリエイトの部分、特にウイングプレーヤーがなかなかクリエイトに苦しんでいたんじゃないかなというのはすごく見て取れたので、その部分は自分がすごく補える部分だと思います。得点力ももちろんですけど、周りをウイングプレーヤーが生かすというプレーが一つオプションとして、自分が入ったことで増えるかなとに思う。その辺はすごく見てもらいたいかなと思います。 ー名古屋Dで成長できること、自身がチームにもたらせることは まずは自分のバスケットボールキャリアとしても、日本代表の練習や試合では経験していたんですけど、なかなかここまでアップテンポで相手がスカウティングしづらいというか、すごくアクションの多いチームに来ることがなかった。やっぱり素早い展開の中でどれだけ良い判断というか、いいディシジョンメイキングができるかというのがすごく自分としては変化ができる部分かなと思って移籍してきました。 その中で、自分がもたらせることといったらクリエイトの部分。ペイントにどれだけ良いアタックをしながら、チームがオープンショットを打てるきっかけを作れるかというのが自分の仕事だと思っています。あとはやっぱり勝負どころでの得点力は、自分がこのチームに来てもやらなきゃいけないところかなと思っています。 ー移籍の経緯は 名古屋Dさんからお話はいただいて。同期の斎藤拓実選手だったり、佐藤卓磨選手は特に、ずっとシーズン中から連絡はもらっていましたし、僕自身も気になったのは伝えていたので。そういう感じで(チームに)きました。 ー古巣・琉球ゴールデンキングスへの思いは 自分のバスケットボールキャリアの可能性をすごく広げてもらったチームだと思っています。公私ともに、自分的にも結婚もして子供もできてというのがゴールデンキングスであったので、チームからすごく愛してもらっていたなというのはすごく感じています。本当に感謝しかないですし、その感謝はやっぱりプレーで自分がどれだけこのチームに来て成長した姿を見せるかというのが大事かなと思っている。その辺は自分が一番厳しくやっていけたらなと思っています。
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