特徴的な変化を知って「相手のウソを見破る」技術 隠しごとをしている人に現れる動作や仕草とは?
・「要するに」……相手の話を要約してまとめたい人で、仕切りたがり屋です。 ・「一般的には」……自説に普遍性をもたせたく、押し付けがましい性向です。 ・「やはりそうだったか」……物事の帰趨を見通していたかに装いますが、気まぐれの人です。単なる「後知恵バイアス」で自己正当化を図りたいのです。 ・「きっと」「必ず」「絶対」……自分に自信がなく自分を鼓舞する性向の人です。 ・「ちなみに」……親切に周辺情報まで伝えたい人ですが理屈っぽい傾向です。
・「それはそうと」……他人の意見を聞くより、自分の意見を主張したい人です。 ・「とにかく」……面倒くさいことは省いて、自分の主張に賛同させたい人です。 ・「とりあえず」「一応」「まあ」……争いを好まない温厚な性格ながら、間違っても責任をスルーしたい自信のないタイプです。 ■客観性を説くことで罠から解放 ざっと見ても、「自分に都合のよい証拠があれば飛びつきたい」「自分に自信がないので自分を補強する材料が欲しい」といった性向が窺える人たちでしょう。こうした口癖のタイプの人が、容易に「確証バイアス」の罠に陥りやすいのです。
客観性を説くことで、そうした罠から解放してあげることも必要でしょう。 まとめ 口癖からも、相手のバイアスがわかる!
神岡 真司 :ビジネス心理研究家 日本心理パワー研究所主宰