毎朝出勤前にカフェで「300円」のコーヒーを購入。仕事のモチベアップになるとはいえ、年間「6万円」はかけ過ぎですか?
「仕事前にコーヒーを飲んで、モチベーションを上げている」という方もいるでしょう。 毎朝出勤前に300円のコーヒーを買って年間で約6万円の出費になる場合、金額が一般的なのか気になるところです。 そこで今回は、年間6万円のコーヒー代は高いのかや、1ヶ月にかけるコーヒー代の平均金額について解説します。コーヒーがもたらす心身への影響についても解説しますので、参考にしてください。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
コーヒーにかける1ヶ月の平均金額は約5000円
片岡物産株式会社がコーヒーイベントの来場者に行ったアンケート結果では、コーヒーに対する1ヶ月あたりの全体平均支出金額は4888円となっており、毎月約5000円をコーヒー代として使用していることが分かりました。年間では約6万円をコーヒー代に費やしていることになります。 そもそも、「毎月のコーヒー代を把握していない」という回答が、アンケート回答者の半数を超えていることもあり、コーヒー代への節約意識はあまり高くないのかもしれません。 コーヒー代に年間6万円の出費はかけすぎと感じるのであれば、「おうちコーヒー」の機会を増やすことで節約できる可能性があります。 デロンギ・ジャパン株式会社のアンケート結果によれば、「おうちコーヒー」1杯にかける平均金額は「106.7円」となっています。ただ、20~60代の年代別で見ると、バラつきがあるようです。以下に年代別の平均額を表1にまとめました。 表1
※デロンギ・ジャパン株式会社「自宅で1杯のコーヒーにかける平均金額」を基に筆者作成 毎朝コーヒーを家で飲むようにすれば、1ヶ月で3286円です。1年間で計算すると3万9432円となり、カフェでコーヒーを毎朝買うより年間で約2万円の節約ができます。
毎日のコーヒーは満足度向上に繋がる
デロンギ・ジャパン株式会社が行った「コーヒーの飲用調査2023年度版」の結果によると、毎日コーヒーを飲む人は、飲まない人に比べて「心身の状態や生活への満足度が高い」ことが分かりました。同調査で20~69歳の男女9620人を対象に調査した「心身の状態の度合い(平均点)」の結果を、表2にまとめました。 表2