エヌビディア、トヨタと自動運転で連携強化 フアン氏がCESで公表
米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は6日、次世代の自動運転技術の開発でトヨタ自動車と連携すると発表した。エヌビディアは最新の人工知能(AI)向け半導体で圧倒的なシェアを持っており、自動運転やロボット向けのAI分野でも存在感を強めている。 米ラスベガスの先端技術の見本市「CES」の基調講演で発表した。エヌビディアは、最新の車載用半導体や基本ソフト(OS)をトヨタに提供する。これまでも自動運転向けの技術をトヨタに提供しており、連携を強化する。フアン氏は自動運転技術の市場について「ロボティックス産業で最初の数兆ドル規模の市場になる」と訴えた。
朝日新聞社